Panoramicにて

2023 Chatel bike park

Chatel bike park に行ってきました。ツラツラと書いていたらずいぶん長くなったので、前半はバイクパークレポート、後半は日記として分けてみました。

それではまずレポート。bike park mapと動画から。

Chatel bike park はフランスのPortes du Soleilバイクパークエリアの1つ。このエリアには4つのバイクパークがあり、全部リフトで繋がっている。今回はChatelをメインに、他にも少しだけ足を伸ばしました。どこも景色は素晴らしく、それだけで来る価値がありそう。

Chatel bike park はNico vink が携わったVink lineが上から下まで繋がっていて、その他にも巨大なバーム、テーブルトップ、キャニオンからドロップオフ盛り盛りのラインだらけ。一応green(very easy)のラインもあるが、いやー初心者には厳しいでしょ。。という感じ。gravity系に特化したバイクパークでした。

上側リフトから下る ルート、vorachatak と haute tensionガタガはガタボコボコ。筋力不足の自分にはちょっと厳しかった。vink line redは閉まっていました。green の panoramic は展望が素晴らしく気持ちいいトレイルでした。

下側リフトから下るルート、blue の vink line は急斜面に巨大バーム、ガタガタで厳しかった。事前にカッチョいい動画を見て、おれも、、と思っていたけど、そんなことは無かった。green のvink line はジャンプとバームがいい感じに並んでいて路面もスムースでお気に入り。people 前半は巨大バームだらけで疲れるけど楽しい。後半はジャンプだらけで、とりあえず保留してたらあまり乗らなかった。serpentine はとにかくテーブルトップだらけ。Ric er rac はなぜだろう、見つけられませんでした。fludはジャンプがしっかりあってお気に入り。そしてblack linesは、、かなりクレイジー。8年前のwhistlerと比べて、chatel の black lines のほうが全体的に難しいんじゃないかな。

自分は2日間乗りましたが、1日目は体調不良でヘロヘロだったので、集中して乗ったのは実質1日。時間がなかったので、一通り走ってはお気に入りのラインに集中して走り込みました。もっと色々挑戦したかったなあ。。まあでもしょうがない。

Chatelまでのアクセスは、スイスGeneva空港からThonon経由でChatelに来るのが一般的。Geneva空港から一旦市内にバスで出て、 thononに向かう。geneva-thonon間はバスも電車も出ていて、一時くらい。Thonon-Chatel 中心部までは1日に6本しかバスがなく、これも一時間。chatelの街中心部からバイクパークは6kmほど離れていて、40分ごとに無料のシャトルバスが走っている。乗り換えにエネルギーと時間がかかるので、公共交通機関ではアクセスが悪かったなという感想。数人で来て、タクシー乗り合いならだいぶ楽だと思う。それなら空港から2時間くらい。

今回の遠征で想像以上に苦労したのが言語。フランス人、英語を話してくれない人がかなり多い。。Chatelのスタッフは英語を話してくれたものの、バイクパークでバイカーから聞こえてくる言葉はみんな英語以外。現地でバディーを見つけたかった自分的に、声をかけるのはかなりハードルが高かった。また、Chatelまでの道中、道を聞きたくても英語が伝わらずに苦労することが多かった。

結果的に、空港からのアクセスが良く、英語が主流のwhistler やNew Zealand と比べると少しハードル高いものの、アルプスの素晴らしい景観に囲まれ、広大なエリアを誇るPortes du Soleil、その中でGravity 系に特化したChatel bike park自体はとても楽しめました。また行きたい。

それでは日記へ。

—– 準備編 —–

去年の冬頃から、夏休みにヨーロッパのバイクパークに行きたいなと思っていた。そして去年のクリスマス、WFR のイトーさんがデンマークに到来し、ちょうどその頃タニさんもイタリアにいたので、これはもうWFRヨーロッパ支部結成だ!と半分本気で意気込んでいた。じゃあヨーロッパで夏合宿をやろう、と思い歳の近いOB及び現役に声がけしたところ、総スカンされて少ししょんぼり。

そこで、よく一緒に乗るJ君を誘うとノリノリで、じゃあそれまでに沢山のろう!と話していた。ところが、他のことで大忙し、すぐに自転車熱は冷めヨーロッパ遠征は流れたような雰囲気に。

来る5月末、飛行機に乗る機会があり、窓からアルプスの山々を眺めていると、自転車熱が再来。J君にやっぱいこう!と話したところ、忙しいらしく時間を作れないそう。じゃあ一人で行くか、、という流れ。

最初はモンブランの近く、ツェルマット周辺のバイクパークを考えていたけれども、ヨーロッパの人気バイクパークを調べるとフランスのPortes du Soleilがかなり人気。Portes du soleolには4つのバイクパークが集結していて、その一つがChatel bike park。昔からChatel bike park はなんとなく知っていて、かなりクレイジーなイメージ。周りにあまり行った人もいなかったので、そこに決定。航空券ポチリ。後からMTB好きに「chatelに行くよ」というと、みんな「Vink lineね」と言われた。Nico vinkが手がけたバイクパークで有名らしい。知らんかった。

DHバイクは事前に予約してから行った。Nico vinkといえばScott、ScottのDHバイクといえばGambler (らしい)。じゃあそれに乗ろうと、Gamblerを扱ってるレンタルショップに事前に問い合わせて、一番親切に返信をくれて、レビューもいいSwitch 5というショップで借りることにした。値段は少し割高だけど、ここをケチってつまらない思いをしたくなかったので。

日程は27日の夜にgeneva着、のち移動。27日はchatelまでの最終バスに間に合わないので、途中のthononにて一泊することに。28,29,30と3日間ダウンヒルをして、30の夕方にchatelを離れgenevaに一泊、翌日31日早朝の飛行機に乗る計画。30日は空港で横になれれば十分なのだけど、geneva空港は0-4時の間は閉まってしまうらしく、仕方なく宿をとった。

さていよいよChatel遠征まで一週間、風邪をひいた。6月はとても暖かい日が続き、Tシャツやら半ズボンやらで生活していたらやられた。まあ一週間あれば治るだろーと思っていたが、ズルズルと長引いた。。

—– 1日目 移動日 —–

結局体調が悪いまま出発。行きの便は最寄りの空港Geneva に17:00着だが、Chatelまでの最終バスには間に合わないため、途中のThononで一泊することに。

Geneva には遅延なく到着。Thonon までのバスはかなり余裕を持って19時geneva発にしたが、とにかく早く宿について寝たいので、バスを一本早めることに。カウンターでThonon行きのチケットを頼み、手配された物は途中rive乗り換え。乗り換え時間が3分で、これは厳しくない?って言うと乗り換え時間30分のチケットに変えてくれた。目的地Thononには20時頃つくし、田舎そうなのでその日の晩御飯と次の日の朝ごはんを空港で買っておいた。これが大正解だった。

さてriveにつくと、大きいロータリーがあり、バス乗り場がそれぞれの道に散らばっている。バス乗り場全体の地図はなく、自分で歩いて確かめるしかなかった。ちくしょう。Google map のGPSを頼りに乗り場を探すと、違う乗り場についた。ちくしょう。チケットには乗り場Jと書いてあるのでそこに行ってみると、また違う乗り場についた。ちくしょう。さらにウロウロして人に聞くと、乗り場はGだった。ほぼ30分歩き回って疲労困憊。無事にバスに乗り、田舎道を走って、本日の宿に到着。かなり田舎のかなりヤバそうな宿だった。弁当を食べシャワーを浴びて、22時すぎにベットについた。。。が、寝れない。部屋が暑い。蚊がいる。寝苦しい夜だった。

—– 2日目 ライド1日目 —–

5時に起床。ああ、だるい。。よろよろとバス乗り場にむかい、Chatel行きのバスに乗った。Chatelまでの道中約1時間、いくつかの集落を超えアルプス山脈に入っていくのは面白かった。Chatel centerに8時に到着。

まずバイクショップに向かった。centerにあるメインショップで契約して、6km離れたバイクパークリフト下のメカニックコンテナでバイクをピックアップする流れ。ここのオーナーがとても親切な人だった。ライド3日目(最終日)の天気予報が最悪で乗るか分からないと相談すると、とりあえず2日分でレンタルして、その日に天気良ければメカニックコンテナから直接貸してあげるよと言ってくれた。神か。。続いて、デカいザックを宿に一旦降ろさなきゃなので、メカニックコンテナにつくのが少し遅くなると話すと、それならコンテナに荷物を置いといていいよ、と言ってくれた。神か。。。乗れる時間が短い今回、この対応は本当にありがたかった。

シャトルバスを使ってChatel centerからbike parkに向かい、バイクをピックアップして、チケットを買った。MTBチケットはPortes du Soleil共通チケットしかなく、37euroとちょっと高い。

身体がだるく、テンションが上がらないままダウンヒル開始。どのコースもバームが巨大で、やたらテーブルトップがある。バームで踏ん張るたびに頭がクラクラし、視界もぼやける。なんかとても調子悪い。13時頃になり、もう疲れたし宿で昼寝しようかなーとか思い始める始末。いやいや、流石にここまで来てそれは違うと思い直し、せめて色々なトレイルをのんびり走ってみることにした。近隣のバイクパークにも足を運ぶと、どこをとっても景色がよく、身体がしんどいことを除けば、とても気持ちのいいダウンヒルだった。

4時に切り上げ、宿にチェックインし、バスでchatel centerに向かい数日分の朝昼ご飯と行動食を買い込み宿に戻った。

この宿がとても素敵で、宿の直ぐ側を小川が流れていてせせらぎが聞こえる。バーも併設されていて、スタッフはみんな親切。高地なので涼しくて、とても気持ちがいい。9時前にベッドに入り、朝まで爆睡した。

—– 3日目 ライド2日目 —–

6時に起床。久々にぐっすりねたおかげか、体のだるさも抜けて、今日はやるぜ!っていう気分。

バイクパークまで2kmのんびり登って、9:15のスタートと同時にリフトに乗り込んだ。

明らかに昨日より乗れるので、ひたすら乗りまくった。途中ドイツ人と一緒に走った。彼はミュンヘンに住んでいて、イタリアやフランスのバイクパークに車で行けるらしくとても羨ましい。彼はジャンプはあまり好きじゃないらしく、Chatelでお気に入りのラインはどこ?と聞いたら、ぶっちゃけない、って言ってて笑った。どのラインも巨大なバームとジャンプのハイスピードコースで、好みじゃないと。まあ、そういうのに特化したバイクパークだよね。1本だけ一緒に走って、バイバイした。フランス人の若者にも話しかけてもらい一緒に走ったけど、彼は英語が全く話せなかった。

このフランスっていうのが予想外の難しさで、どこを見てもみんなフランス語やら他の言語を話していて、英語を話してる人がいない。英語を話していない人に、一緒に走ろうと言う勇気がなく、全然バディーを作れなかった。これはNew Zealand でもWhistler でも無かったことで、チョット寂しかった。

それでもめげずに、リフト終了の4:30まで乗りまくった。最後に頂上まで行き、記念撮影して、ああやりきった、という気持ちになった。

さて翌日の天気予報を見ると、昼前から1時間に4mmの雷雨。ショップオーナーに、明日は乗らないかなーと言って、自転車を返した。ここでもオーナーは、もし乗りたくなったら電話して、自転車準備する、と言ってくれた。神か。。

宿に戻ってシャワー浴びるあいだ、ビールを飲むか飲まないかで散々迷った。自分はお酒を飲むと明らかにライディングに影響するので、明日乗るなら飲まない、乗らないなら飲む。どうしようかなーと迷いながら結局バーに吸い寄せられ、結局IPAとBlondeを頼んでしまい、バーガーを食べた。デザートも食べて、満足して終了。ベッドに入り気持ちよく眠りにつくも、病み上がりにビールがきつかったのか、夜中に目が覚めうまく眠れなかった。

—– 4日目 雨天につき移動のみ —–

帰りの便は翌日Geneva 6:00発だが、Geneva空港は0-4時の間は閉まってしまうらしく、仕方なく宿を取った。なので、夜までにgenevaに着けばいい。

4時半に起きてのんびりして、7時に天気予報を確認すると12時から雷雨。ここでようやく乗らない決心をした。近場にトレッキングトレイルがあったので、チェックアウト前に行ってみることにした。これがなかなかハードで、2時間みっちり歩いた。

帰ってきてランチパックを作り、残った野菜やチーズをどうしようか、捨てるしかないかーと考えていた時、同じ部屋の住人がキッチンにやってきた。これいる?って聞くと、喜んで(たぶん)貰ってくれた。彼と話したのはこのときが始めてで、というのも自分は朝早く起きて夜早く寝てしまうのでリズムが違ったのだ。Chatel centerからthonon行きのバスは13:55とだいぶ時間があったので、宿のカフェでまったりしてたところに、彼がやってきた。彼はフランス人の大学生で、数学の先生を目指しているらしい(たぶん)。日本人だよーエンジニアだよーという話から、仕事環境や言語の話までなんか真面目な話をした。まだ22歳の彼が、”we have to work for life, not life for work”みたいなことを言って、おおお、となった。自分が22の頃はそんなにしっかりしてなかったな。いまもか。そして彼と自転車の話をしたところ、彼はかなりクレイジーな乗り手で有名人らしい。話すのが一日早ければ一緒に乗れたのにねーすごく残念というと、またChatel来ることあったら連絡してよ、と言ってくれた。

Chatel centerに向かい、お世話になったバイクショップで帽子を買った。Chantel centerをのんびり観光して、genevaのホステルに向かった。

このホステルはとにかくドアの音が響いて、夜中もずっとうるさかった。ベットに入っても全く寝れなかった。

結局この日は結局雨がふらず、天気予報に騙される形になったがまあしょうがない。

—– 5日目 移動日 —–

3:30にホステルをでた。4時には空港につきたいのに、その時間は空港までのバスも電車もなく、適当なバスで近くまで行って真っ暗な道を2km歩いて空港に向かうしかなかった。Openの6時にフライトが集中しているので、空港はそれに向かう人でごった返していてカオスだった。それなら夜中も空港開けてくれればいいのに。。そして頑張って家に帰った。

—– おわりに —–

とまあ、体調不良やら天気困らされたものの、クレイジーなバイクパーク、素晴らしい景観を楽しむことができて、行ってよかったと十分に思える旅行だった。本当なら1週間以上滞在したかったけど、今の自分には贅沢すぎかな。よき旅行でした。

忘備録

一日の行動食(昼含む)

サンドイッチ

ナッツ xxg

バナナ一本

りんご一個

ムスリバー 一本

 

飲み物

EAA 500cc

水 500cc

 

途中から、もっと塩っぽいものが欲しくなった。1日乗るならスポーツドリンクがいいかも。EAAをライド中、プロテインをライド後に取ったからか、二日目はあまり疲れが残ってなかった。

 

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