WFR HP restore

大学時代の自転車サークルWFRのホームページ(HP)が、サーバーから削除されたことで消えてしまっていました。本記事はそのサイトを復活させた際の奮闘記になります。

復活したHPがこちら

当時の活動の記録をたまに見てフフッとすることもあったので、HPが消えてしまったことを残念がっていた私。同期のitaくんと話すと、そんなもんだよ、とそっけない。当時使っていたサーバーにデータが残っていれば、自分が使っているサーバーにデータを移してHPを復活できるかな、なんて思ったのがこの奮闘記のきっかけ。

さて、当時使用していたサーバーに問い合わせると、解約をした時点でデータはもう残っていないとのこと。これはだめか、と思っていたら、itoさんが、「ウェブアーカイブに残っているんじゃない?」とコメントをくれました。そこで知ったのがWayback Machine . このサイトは「過去のウェブサイトを見ることができるインターネットのアーカイブサービス」です (chat gptより)。このサイトでは、2021年10月まで、ちょくちょくHPのデータを保存してくれていたようです。すばらしい。

waybackmachineをつかったHPの復活に関して調べると、waybackmachineからデータ(HTMLファイルその他)をダウンロードして、AIを使ってワードプレスに変換する動画が出てきました。動画はこちら

ここまで、なんかできそうだなー時間があるときにやるかーそんな時間あるわけないなーと思ったのが、2025年11月。その2週間後、マウンテンバイクで転倒し肘を骨折、3ヶ月間休職することとなりました。やるなら今しかないと、HP復活祭を立ち上げました。itaくんを道連れに。

さて、HP復活の第一歩は、Wayback machineからデータのダウンロードです。前述の動画では、Archvarix とwaybackmachinedownloader を紹介しています。Archvarix は無料、waybackmachinedownloaderは有料(20ドル)だけどオススメとのこと。とりあえずArchvarixを使ってダウンロードしてみよう。

ダウンロードする際は、wayback machine内でいつからいつまでのデータをダウンロードするかを指定します。動画を参考に、開始時期は未指示(最古のデータ)、終了時期は最新かつ一番見た目がきれいだった2021年10月を指定しました。waybackmachine内でのデータ保存は断片的で、より昔から遡ったほうがより多くのデータを取得できてオリジナルのHPに近づけられる、ということだと思います、たぶん。ダウンロードボタンをポチすると、このデータはファイルが2000個以上あり有料(10ドル)とのこと。(ちなみに動画内では200個以下のファイルは無料と紹介していますが、実際は1個以上は有料でした。) うーん。。無料のつもりで選んだArchvarix に10ドル課金するのは癪でしたが、それでもwaybackmachinedownloaderより安かったので、とりあえずそのままダウンロードしてみました。

ダウンロードされたzipファイルは、2000個以上の謎ファイルが謎階層に入っているカオスなものでした。さて、これをどうするんだ?

とりあえず、データを保存する先を作ろう。ちなみに、自分が使っているサーバー、simiply.comでは、新しいドメインを取得(たとえば、wfrarchive.dk)するのは有料ですが、サブドメインの取得( たとえばwfrarchive.terablog.dk)は無料らしい。サブドメインを作り、https保護をして(重要)、Archvarix の公式動画を参考にArchvarix CMSをダウンロードしてzipファイルを読み込むと、サーバーのサブドメインフォルダにデータが勝手にアップロードされてる!でもurlに飛んでも何も表示されない。。。Archvarixのダウンロード設定にhttps対応のチェックマークがあるので、それをして再度ダウンロードetc.すると、今度はurlから復元されたHPが見られるようになりました。ここまで一苦労。

さて、HPのフロントページは見られるものの、見た目がバグってるし、すべてのリンクは壊れていて、記事に飛べない。。ここでitaくんに泣きつくと、「チャッピーに聞きなさい」とchat GPTのグループチャットを作ってくれた。itaくんに招待されたグループチャット内ではチャッピーがタメ語で爆笑しながら相談すると、結局ファイルネームが全部ランダムな英数字で保存されていて、すべてのリンクとそのファイルネームが一致していないとリンクは開けないと。つまりサーバー内の読みたい記事にアクセスする手段がないと。2000以上のファイルの名前を手作業で変えるのは無理だしプログラミングは面倒だしもう諦めなよ。とチャッピーに言われる始末。ここまでか

とここで、waybackmachinedownloaderでファイルをダウンロードしたらどうかな、と相談すると、それはすごくいいと思う!理由はbura bura と返信してきた。それなら最初からそう言えよ聞いたことしか答えてくれないな君は、と心のなかでつぶやきながらさらに20ドル課金してwaybackmachinedownloaderからのダウンロードを開始。今回は、ダウンロードされたzipファイルをサブドメインフォルダ内で解凍すると、urlからサイトが見られました。

今回のファイルはArchvarixからダウンロードしたファイルよりだいぶマシで、ファイルネームは記事のタイトルと一致しているものの、多数の問題が発覚。さて、元々は前述の動画の通り、ダウンロードしたファイルをwordpressに呼び起こすまでやるつもりでした。しかし、それはAIを使うとはいえ一つのファイルごと手作業が必要らしいこと、そしてhtmlファイルを直接編集すればそもそもwordpress必要ないことを学んだので(初心者)、ここからhtmlファイル達との格闘が始まります。祭りじゃ!!!

大きな問題は以下の通り。

・月別アーカイブを使えない。これがないと過去の記事を探せない。

 →htmlファイル内のhttp://wfr.sakura.ne.jp/… をhttps://wfrarchive.terablog.dk/…に変換。ここで役立ったのが、チャッピーが教えてくれたVisual Studio Code。フォルダごと読み込むことで、すべてのファイルをまたいで一括検索、置換ができる。これがなかったら終わってた。

・月別アーカイブ内のページで、7つまでしか投稿を表示されない。

  →7つ以上の投稿がある月は、その月のページに、残りの投稿へのリンクコードを貼る、または残りの投稿へのリンクコードがはいった別ページを作る(2013 9月(13) 後半、みたいな)

・動画をみられない

 →youtubeとvimeoへのリンクをひたすらなおす。

・画像を見られない

 →Flickerへのリンクを治す。ほとんどの画像のリンクは消えていて直接表示できないので、「Flickerで見る」のボタンからFlickerに飛ぶように変更。ちなみに、Flickerじゃなくサーバーにアップロードしていた写真はもう見られません。

・見た目がバグったページ多数

 →cssを編集。

・検索機能が使えない

 →googleからのサイト内検索機能を追加。うまくいったのかはまだ不明。

等々、なかなかの戦いでした。いかんせんファイルが多く、どこまで行ってもバグが見つかるので、もう十分がんばったと思ったところで終了しました。今回の作業は色々新しいこともできたし、少し時間を使いすぎた感もあるけど、楽しかったです。

それにしても、チャッピーさんは素晴らしい。html初心者の自分には、最初は何をどう直せばいいのか全然わかりませんでしたが、チャッピーさんに聞くだけでどこをどう直せばいい、どう検索置換すればいいかを教えてくれるので、大変助かりました。とはいっても、チャッピーさんの修正コードがうまく機能しないことは多々、多々ありました。あと、質問するたびにチャッピーさんはよく「あ、これは100%原因わかった」というのは、なんだかなあって感じです。まあ、とはいえ、君がいなかったら不可能だったよ。

VS code上でみる月別アーカイブ周辺のコード。今回の作業の肝の一つ。黒い画面はやってる感あって好き。
Flickerへのリンクコード。本当はHP上で画像を表示させたかったけど、諸々の理由で無理でした。まあ、画像が消えてるよりましかな。

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