只今6月26日。ヨーロッパには大熱波が訪れ、デンマークも例外ではなく超暑い。今週末の最高気温は36℃を超えるらしい。4月末にて仕事の契約が切れ只今失業中。仕事探しに翻弄されていましたが、どうやら8月からまた元の職場で雇って貰えるらしいので一安心です。
ということで、去年の11月、自転車でクラッシュしてなかなかの怪我をしてしまったことを記事に残そうかと思います。
博士論文審査が10月に終わり、開放感に満ち溢れていた11月。いつものスウェーデンのダウンヒルコースにいつものメンバーで行くことになりました。夜には予定が入っていたので、自分は少し早く上がる予定。口癖のように、怪我をしないで帰ろう、とみんなと話していました。
午前は無事に終わり、昼を食べ、そろそろ帰らなきゃだから最後の一本にすることに。ここでも無事にほぼほぼ下り終わりました。が、ここで、仲間の一人が大きいジャンプ台に向かって自転車を押し上げ始めました。このジャンプ台は今年から新しくできた、カフェの真ん前にある見せ場のようなジャンプ台。自分は今回やるつもりはありませんでしたが、仲間が行くというのであれば、いかないわけはない。
さて、先に試したJくんは、スピードが出すぎるからブレーキしたほうがいいよ、とアドバイスをくれました。アドレナリンドバドバの寺内はそんなアドバイスをガン無視。ノーブレーキで突っ込んでいくのでした。そして、墜落するのでした。。。
離陸した瞬間に、これはだめだとわかりました。空中でも頭は冷静で、空中で自転車を放り投げて足から着地しようとしていました。ジャンプで転倒はよくあることなので、この時まさか大怪我をするとは思っていませんでした。
ただ34歳運動不足の体は20代の体とは別物で、おそらく空中で体が思うように動かなかったのでしょう。。
着地した直後、とりあえずコースからどかないと思い立ち上がりましたが、痛くてたまらずうずくまってしまいました。仲間が駆けつけてレスキューを呼んでくれ、救急室まで運ばれました。このときは、帰りの運転どうしよう、夜に予定があるのにヤバい遅れたら怒られる!とか思っていました。
救急室では、たまたまダウンヒルコースにいた医師が色々手当をしてくれました。色々聞かれましたが、クラッシュの衝撃で記憶がすっかり飛んでおり、あまり答えられなかったのを覚えています。その後、救急車で病院に運ばれました。この頃、ヤバいなー、今日帰れないかも、とかまだ考えていまいた。
さて病院につくと、レントゲンやらCT やら触診やらでとにかく痛い痛い。検診が終わり、女医さんがやってきて、肘が外れているので場所を戻すよ、麻酔するから痛くないよと言われました。そんなことを信じない自分は、隣りにいてくれた友達に、多分痛いから部屋から出たほうがいいよ、と言って出てってもらいました。その後、思いっきり腕を引っ張られて、悶絶しながら気絶しました。
意識が戻るとまた友達は隣りにいてくれて、今日あったことを色々と話してくれました。彼は妻にも連絡をしてくれ、状況を説明できました。そして、帰ってもらいました。本当に、感謝感謝です。
さて、怪我の具合はというと、骨盤を2箇所骨折したのと、肘が複雑に骨折しているとのことでした。骨盤は安静にすれば勝手に治るが、肘は手術が必要と言われました。お医者さんに、またマウンテンバイク乗れるようになるの?と聞いたら、多分大丈夫だよと言ってくれました。母親とも連絡をして、又マウンテンバイク乗れるって!と話したらブチギレられました。
そんなこんなで、怪我した最初の日は終わりました。。。
そこから3日間、スウェーデンの病院に入院しました。スウェーデンの看護師さんはみんな美人で優しかった。
その後デンマークの病院に移動され、肘の手術を受けました。この手術は、粉砕した橈骨頭(Radial head)を切り取り、そこに金属のインプラントを入れるというもの。妻は全身麻酔で意識を失うまで手術室にいてくれました。手術は3時間位、意識を取り戻すと看護師さんにおしっこをしなさいと言われ、出ない出ないと言っているとカテーテルを入れられました。でも思ってたより痛くなかった。
デンマークの病院では二人部屋で、仕切りのカーテンも何もありませんでした。自分は2週間ほど入院していたので、その間におしゃべりおじいさんや無口おじさん等が入院してきては去っていき、ちょっと疲れるけど面白かった。骨盤骨折で歩けない自分も、またまた歩けない隣人も、お互い気にせず尿瓶におしっこしていました。なんかスウェーデンの病院とも日本の病院とも違かった。。ナースコールをしても1時間位来てくれないこともあり、それはかなりしんどかった。
その後順調に回復し、歩けるようにもなったので退院しました。デンマークは医療費が全額無料なので助かりました。
今回の肘の手術、お医者さんから、肘の可動域が狭くなると思うよ、と言われていました。それでも、運動や生活に制限はなく、いつも通りに暮らせばいいよと言われていました。運動に戻れるほど肘が回復するのは1年くらいかかると言われており、術後7か月たった今肘の伸縮は5 – 130 度ほど(正常なら0 – 145度くらい)で、まだ肘を大きくは動かせません。それでも、子どもの抱っこや日常生活に困ることはあまりありません。
術後3か月と6ヶ月で検診があり、レントゲンで確認すると、インプラント付近の骨が少しずつ消えてしまっているようです。これはたまにあるようで、もしかしたら近い将来、インプラントを外す必要がある、とお医者さんに言われました。その場合は取り外して、つけ直すことはないそうです。お医者さん曰く、このインプラントは肘の組織の修復期間に肘を安定させるのが一番の目的で、筋肉や靭帯が修復したらインプラントがなくても問題なく、運動や生活に制限はないらしいです。もともとこのインプラントは10年ほどで緩んでしまうこと多く、その際も取り外すそう。どうなることやら。。
この手術に関してネットで調べると色々とネガティブな内容も出てきますが、お医者さんとトレーナーさんの言う事を信じてリハビリを頑張るしかありません。
今回の件で、家族には大変な心配と苦労をかけてしまいました。もう大きいジャンプをしないことを家族に約束し、いずれはマウンテンバイクに復活できればな、と思っています。紳士に嗜む程度に乗れればと思います。復活は、来年の夏かな?











